院長が一番年下というおもしろい環境
年配の医者ばかり雇う病院では院長が一番年下というのはよくあることです。療養型の病棟が多い場合、そうなってしまいます。ところが、バリバリの救急病院なのに院長が一番年下だそうです。
そのことを知ったのは医局新年会の終わりかけの頃でした。院長自らそう発言したのです。考えてみれば、確かにそうなんです。でも、気付いてみればむっちゃ面白かったです。
私は、総合診療科として院長の下に入りましたので、最初から年下のドクターの指示のもとで働いています。いま7人の医者がいますが、出身大学もバラバラ、専門もバラバラでこんな環境も珍しいです。
いつの間にか私は整形外科のサポートをするようになっているし、私のサポートを消化器内科の先生がしてくれて、医局で立ち話のような見にカンファレンスも始まっています。
着席のカンファレンスより立ったままのほうが短時間で濃い内容になるので、大歓迎です。過去のことにとらわれることなく、今の技術と能力で働ける現場はとても楽しいです。