シックデイ=食べられない日と覚えましょう!
糖尿病の方が病気になったとき、薬はどうしたらいいのかを”シックデイ対策”といいます。病気というのは、嘔吐下痢、高熱などのことなのですが、検査で絶食の日も含まれます。
それだったら、わかりやすく”食べられない日の対策”にしたほうがいいと思いました。薬の種類によってさまざまな対策が書かれているのですが、原則は”糖尿病内服薬は中止する”です。
インスリンに関しては、持効型と呼ばれるランタス、レベミル、グラルギンは中止にせず普段の半分にして注射しないとなりません。それ以外は中止でもいいでしょう。
指導書を見ると半分食べられるなら薬も半分にしましょう、まったく食べられないなら中止しましょうなどとややこしいことが書いてあります。
普段の半分の量なんて、元気なときでも判断できませんよ。それなら、一旦中止、体調が悪いならすぐに医療機関受診でいいと思います。