栄養についてのおはなし 第1回目
ひらいクリニックでは、毎月第1土曜日に栄養相談を実施しています。
また「ウエイトロス(ダイエット)診療」も行っています。
本日から1週間は、過去に今日子先生が書かれた「栄養」をテーマにしたブログを もう一度ご紹介いたします。
栄養指導が功を奏しました(再)
クリニックで栄養指導を受けてもらって、少し食事を変えてもらっただけで、糖尿病になりかけていた方と、反応性低血糖の方が、ほぼ正常まで治ってしまいました。栄養指導では、大体の量の目安も説明しますが、食べる順番、食べる時間帯、どういったものがからだにあまりよくないかのイメージなどを説明しています。
よく行われている栄養士による栄養指導は、難しい栄養素の名前が出てきたり、グラム数で説明したりするので、それを受けた患者さんは、食事日記をものすごく細かくつけてきます。グラムを測って食べていたら、美味しくないと思うんですけどね。でも、それだけ大変な作業になるから、そのうち食事日記をつけなくなってしまい、結局食事管理ができないようになります。
最初は、簡単なことから始めてもらって、少しずつ勉強してもらって、少しずつやることを増やしていく、そういう感じでいいんだと思います。
以下が、食事だけでよくなった方のデータです。上段と下段は、別の人です。食事療法後が、右側です。きれいに正常の反応になりましたよ。
◆ 2012年7月18日の記事です ◆