サルコペニア(筋肉が少ない)とフレイル(虚弱)について
高齢者で最近問題になっているのが、サルコペニアとフレイルです。横文字にしたらわかりにくいのですが、筋肉が少ない状態と虚弱の状況のようです。
高齢になると、どちらも起こり得ますが、年齢よりも進んでいる人が問題になるのでしょう。最近、筋肉に関して注目されるようになり、筋肉を増やす為に蛋白質をたくさん取るほうがいいと書かれていました。
ところが、蛋白質の取りすぎは腎臓に悪影響します。蛋白質をとっても筋肉痛が起きるぐらい筋肉を使っていないと有効利用されないと思います。
特養で、蛋白質を多く含むゼリーを提供して、逆に無い方がいいこともわかりました。蛋白質制限したほうが浮腫も取れたし、検査データもよくなったのです。
私は、高齢者に高たんぱく高カロリーはだめだと思っています。