糖尿病性神経障害の発見は難しいみたいです
糖尿病性神経障害って、結構早い時期から始まるのですが、しびれなどの症状の訴えはほとんど見当たりません。実は、食後高血糖の時期から、神経細胞の障害が始まっているそうです。
痛みやしびれが出てくればわかりやすいのですが、そういった陽性症状は少ないようです。むしろ、筋力低下や感覚低下などの陰性症状が多く、こういったものは徐々に悪化すれば気がつかないわけです。
足に汗をかかなくなったり、皮膚が乾燥したり、角化したり色が変わってきたり、つめが変形したりするのも神経障害の症状だそうです。
ある患者さんは、硬くなった皮膚をペンチで引っこ抜いたら、一気に化膿して腫れて、血流障害を起こして、指の切断までしなくてはならなくなったそうです。
足を膝の上から切断した人も、ちょっとしたことであっという間に悪化したと聞きました。本当に気をつけないとならないですね。ふっとケアは重要ですよ!