自治体の介護予防への取り組み
自治体で介護予防に取り組んでいる報道を見て、とてもいいなと思いました。送迎つきで介護予防の体操をショッピングセンターで行い、買い物の時間をとって送っていくという方法です。
介護予防の運動で、ストレスも抜けて骨折予防にもなるしその後に買い物をして帰れるので、買い物の予定を事前に立てておくなど認知症予防にもなると思います。
最近は、病院とショッピングセンターが近い場所に作られている場合もありますが、多くの高齢者は、病院にいくことだけで外出して、買い物もついでにするということをしていないと思います。
理由のひとつが、医療機関の受診で多くの時間を費やして疲れてしまうからでしょう。病院への送迎のついでに介護予防の体操をして、買い物をしてもらってから送り届けてあげるなんて、いいと思いますよ。
クリニックでは、受診のついでにランチやショッピングをしてほしいと思い、待たせない診療を行っています。この思いは、患者さんにも伝わり、受診のたびに有名なパン屋さんでパンを買って帰るなどついでの用事を楽しんでくれています。