生活保護の方の往診が問題になっているようです
施設往診で、生活保護の方は役所からいろいろ言われるそうです。特に、歩ける方は往診ではなくて受診するように指示されているそうです。施設往診は春に算定方法が変わったので、その点でも問題ありです。
もともと、往診してもらえると思って施設は辺ぴな場所に立てられています。改定までは、一回に20人近い患者さんの診察を行っていました。ところが、改定後は一度にたくさん見れなくなったのです。
歩ける人は受診しなさいというのは正しいと思いますが、受診できる医療機関が近くに無かったり、歩けるといっても長時間待たされる受診が出来る状況かどうかは別になります。
それよりも、生活保護の人の医療費がなぜ一部負担金が無いのかが不思議です。確かに、保険証が無いから7割とか9割をどこが持つのかってこともありますが、一部負担金は生活保護費から支払われるべきだと思います。
支払いが無いから、いくらでも薬を出してもらいたがるという弊害もあります。必要ないと思う薬も、それを飲まないと具合が悪くなると抵抗されます。
信じられない種類と量の薬を服用している方もいます。他の医療機関からの転院なので、なぜそこまで増えたのかまったくわかりません。常用量を超えて飲みたい薬は自費購入していたようで、まったく理解できません。
役所は生活保護の人にかかる医療費を節約しようといろいろ言ってくるようですが、その前に、どれだけの医療費がかかっているかを本人に知らせて、一部を負担させることで、自覚させる方が先なんじゃないかって思います。