病名さえあれば、施設に入れるそうです
いろんな職業の人がいて、施設を斡旋する職業の人もいるそうです。施設に入るには、介護保険が必要なので、年齢が高い必要があります。若い人なら、障害者認定を取っているとか特殊な病名がいるそうです。
ある方に、病名が付けられないかと相談されました。病名一覧を見ましたが、どれも該当しません。病名さえ付けてくれたら良いと言ってたようですが、虚偽の診断は出来ません。
カルテも診断書も公文書なので、嘘を書けば犯罪になります。でも、簡単に病名を付けてくれという人は後を絶ちません。そんな簡単なものじゃ無いのに。。。。。
結局、がんが見つかれば解決するよと患者さんに話しましたが、がんがあったら自分が困ると言われました。当たり前の話ですよ。結局、がんについては腫瘍マーカーが上がっているだけですが、精密検査をすることになりました。
腫瘍マーカーも下がってきているので、おそらくがんは無いでしょう。もし、がんがあって施設には入れることになっても、本人にすればうれしいことではありませんから、無いことを望みますね。
何のためにと言うことをしっかり考えていれば、施設に入るために病気を作ることなど出来ません。でも、書類だけを見ている人は、そんなことも考えるのでしょうね。