高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

注射を止められるかの試みは失敗でした

糖尿病治療で注射薬を使っている方は、何かと負担があります。注射による痛みはあまりないのですが、打ち忘れがないか注意が必要です。毎日のことだと、打ったのか打たなかったのかわからなくなることもあるのです。

インクレチン関連薬が出たことで、膵臓の機能の回復が見られるのではないかと言われるようになりました。私も、3年近くビクトーザを打ってきたので、ひょっとしたら、内服薬のみでも行けるかもしれないと考えました。

新薬のSGLT2の内服に切り替えて、注射を止めてみました。1週間ぐらいしたころに血糖値を測ったときは、まあまあかなと思ったのですが、4週間近くになって、血糖値を測って、内服のみは断念しました。

食後1時間が213、2時間が190、3時間が100とそのあと低血糖に陥りそうだったので、検査は中断しました。私の場合、1時間遅れてインスリンがたくさん出てしまう体質でしたが、インスリンはもう少し遅く出るようになっているようです。

SGLT2を3ヶ月使ってみたらどうなるかの実験はそのまま継続したいので、ビクトーザを再開して、内服継続してみることにしました。現在のインスリンの動きがどうなっているかは、糖負荷試験をしないとならないのですが、改めて考えてみようと思いました。

お年寄りでも、一旦ビクトーザを使うと止めても一時的には良い結果になっていましたが、年齢によって反応が違うのかもしれません。注射の生活に戻しましたが、効いているとわかっている治療の方が安心して生活できます。

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