高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

注入食のおかしな話。。。

経管栄養と言って、管から栄養を胃や腸に流し込んでいる患者さんがいらっしゃいます。飲み込みが出来なくなった人への処置です。ところが、これに使う濃厚栄養剤が薄めないと下痢をしたり、水分が足りなかったりして、水分追加が必要でした。

水分の追加は、以前は栄養剤に混ぜて薄めていましたが、感染の問題があるので、点滴のようにワンパックになって混ぜないように変ってきています。それで、追加の水分を栄養剤の前に投与するか、後に投与していました。

ところが、後に投与すると戻すことが多いので、前に投与することが推奨されるのですが、前に投与する方が手間がかかると看護師は嫌がります。そのために、戻しやすい人に対しては、前に水分を投与することと、投与時間を2時間かけてするように指示が必要でした。

何故水を追加しないとならないのか、その辺がおかしい話だったのです。点滴は、体重あたりで必要水分を計算しますが、必要水分を投与すれば、必要な電解質も入るようになっています。ところが、注入に関してはそうはなっていなかったのです。

これを改善した栄養剤も最近出てきていたようです。やっとそれに変更することが出来て、安心することが出来るようになりました。注入で栄養剤を投与する人はほとんどが寝たきりなので、床ずれ予防のためにも体重を落とす必要があります。

なので、投与カロリーは少ない目で良いのです。転院してくる患者さんは、マニュアルどうり投与されているのかほとんどが肥満気味になっています。それも調整しないとならないので、注入食の内容決定にはいろいろ考えないとなりません。

濃厚栄養剤が何故こんなことになっていたのかは、1mlが1カロリーなどとカロリー計算がしやすいようになっていたためではないでしょうか?患者さん側にたって考えていなかったのだと思います。作っているのも食品メーカーなど医療系ではないのも原因かもしれません。

点滴を作っているメーカーが作れば、こんなことにはならなかったと思います。電解質については、体重あたりの必要量の計算が結構難しいので、研修医いじめに使っていました。計算して来いって言うと大変な思いをして計算してきます。

でも、回答は簡単なのです。体重あたりに必要な維持輸液に含まれている電解質の量を計算すれば良いわけです。私も研修医の時に苦労して計算したのですが、計算した上で維持輸液の中身を調べて不足分を追加しようと思ったら、足す必要がなかったことで気づいたんですけどね。。。。。

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