女性の社会進出について
国は女性の社会進出を進めようとしています。でも、私は無理でしょうと思います。企業で女性を幹部に入れようとしているのは半数だと報道がありました。それも、パフォーマンスで、現実にはほとんどないでしょうと思いました。
私も、過去にいろんな管理職の提案がありました。でも、すべて断ってきました。実質の権限はないと思っていたからです。今でもそういう風潮は感じます。役職をもらう方が動きずらくなると思っています。
医者の世界は早くから女性が活躍してきましたが、管理職になる人はほとんどいないし、逆に道を閉ざされてきました。以前、女医を活躍させるためには必ずバックに男性が必要だと言いました。企業は、女性を活躍させるためには、保育所を整備しないとならないから難しいと言っています。
そこから間違っています。保育所ではなくて、バックアップする男性が必要なのです。日本では男性は自由に働けます。それは、奥さんやお母さんのバックアップがあるからです。女性の場合、旦那さんなどのバックアップではなくて、職場の男性のバックアップが必要なのです。
ところが、政治の場面でも”嫁に行ったら?”などというバッシングが平気で行われており、そんな中で女性の管理職など無理でしょうと思います。女性だから、男性だからという以前に相手を尊重するという態度から育てていく必要があるのではないでしょうか?
海外で行われているレディーファーストは女性は弱い物だと言うことが前提です。そういう相手に対する思いやりの精神があったからこそ女性の社会進出が可能になったのです。日本は、女性の管理職が少ないから、海外のように増やしていこうなんて、表面のことだけまねしようとしても無理です。
一方で、現場では男は役に立たないと言われることが増えてきています。私も、多くの女性が男性より役に立っている場面を見てきました。医療の現場では看護師の世界は早くから女性の管理職がいます。ところが、管理職に従わない看護師もたくさんいます。
院長や、ほかの男性の管理職に従うのです。女性の社会進出を邪魔しているのは、実は女性かもしれません。男性と女性の違いは何かを考えたら、一番は体力差だと思います。持続した体力は女性の方が優位だと思いますが、突発的な体力は男性です。
大声を出す、威嚇するなどの行為は力がない女性にはどうしようもないわけで、それがいろんな場面で邪魔していると思います。何があってもクールに淡々と行動される男性は女性からも信頼されているような気がします。
無理に女性の管理職を作る必要はないと思います。必要になれば、だんだん出てくると思いますよ。