生活保護の方の医療は制限されていくようです
生活保護の方の入院での医療費が削られてきています。先月も少し削られましたが、今月は大幅に削られてきています。これにより、病院としては生活保護の人と一般の保険の人の検査や治療のプランを別にしないとならなくなっています。
生活保護の人は病院にとってはありがたい存在でした。自己負担額がないので、不払いが発生しないからです。一般の保険の人では、一部負担金を支払ってもらえないという事態が起こるわけで、ひどい場合は何百万にもなっているそうです。
ところが、生活保護の人は全額支払ってもらえるので、病院にとってはありがたいのです。しかし、慣れた人はお金がかからないから、何でも検査してくれと言います。検査は必要ないと言っても聞いてくれません。それは、おかしいでしょうと思っていました。
制限がかかるようになって、安易に検査は出来なくなります。生活保護を受けている以上、仕方ないでしょと言えるようになります。十分な医療を受けたければ、保護から外れるように努力すべき何だと思います。
大阪は、生活保護に関しては厳しくなっていくはずです。すでに、生活保護の取り扱いをやめている医療機関も増えてきています。大阪府がだいぶ前に言ってた話では、生活保護を取り扱える医療機関を限定するとのことでしたが、未だそこまで進んではいません。
現在でも自費なら優れた治療も受けられますし、検査も優れたものが出来てきています。痛くない検査やつらくない治療が現実に増えているのです。医療が進んでいくためにも一部負担金の不払いは絶対やめてほしいものです。