市販薬を使ってもよくならないんです!
市販薬を使ってもよくならないんです!と怒ったように訴える方がいらっしゃいます。でも、その怒りは買った薬局と市販薬メーカーに言うべきではないでしょうか?不景気になると医療機関に行かずに市販薬で済ませようとする方が増えます。
市販薬で済ませると決めたのも自己責任。治らなくても医療機関で文句を言うべきではないでしょう。医療機関に行けばお金がかかると思って市販薬を買われるようですが、長期的にみるとどっちが高いかわかりませんよ。
医療と言うのは薬を出すことではなくて、情報を与えることです。薬の使い方一つとっても、市販薬ではあいまいになっています。なぜそんな症状が出るようになったかを考えて、そうならないようにするには何を改善すればいいのかを考えずに市販薬だけ使ってても意味ないでしょう。
市販されている薬、サプリメントなどは何か不具合があれ医者に相談しろと書いています。ずるいやり方だと思います。自分のところの製品で不具合が出たら、普通はその会社のサービスセンターとか相談センターに電話するものじゃないでしょうか?
ところが、からだに関するものは、医者に相談してくれって平気で書いてます。わたしは、相談に来られても困りますって話します。薬のように販売されているものは自社で責任を取ってほしいものです。
同じことが、医療機関の間にもあります。よそでもらった薬を飲んでもいいかどうかの相談です。それも、もらったところで聞くものでしょう。本来、別の医療機関で診断された内容などの相談は、セコンドオピーニオンで自費になるんですよ。
でも、実際のところは、自費になるんだったらいりませんと言われます。なんか、おかしなことばかりです。。。