高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

骨粗鬆症の問題をテレビでやっていました

ちらっと見ただけなので、詳しくはわからないのですが、骨密度や骨粗しょう症の問題をテレビで議論していました。骨粗鬆症の薬はこの10年から15年でかなりの種類が発売されるようになりました。

昔はビタミンDとカルシウムを飲んでもらうぐらいだったのに、今では注射薬もあります。内服の骨粗鬆症の薬では骨密度が上がるまではいかなかったのに、注射薬ではきっちり骨密度が上がっていくようです。

でも、なぜ骨密度を上げるのでしょうか?骨折予防です。高齢者が骨折すると寝たきりになる率が高いので、寝たきり予防が本来の目的です。でも、問題は、骨密度が高いと骨折しないかっていうことです。

実は、骨密度が高くても骨折するんですよ。高齢者の骨折の多くは畳の部屋などバリアフリーの場所で起きます。バリアフリーが普及するようになって、敷居をまたいだりすることがなくなり、足を上げて歩かなくなったんじゃないかと思います。

骨折予防で一番いいのは、片足立ちの練習をすることです。バランス感覚と足の筋力を増やすことで、転倒予防になります。太陽を浴びて、じゃこやお豆腐でカルシウムを取って、片足立ちの練習をすることが一番の骨折予防だと思います。

片足立ちをして、目をつぶってみてください。これが、意外と難しいですよ。若いうちからそんなことをしていたら、年取ってからあわてる必要ないでしょう。

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