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ひらいクリニック

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腹部CTの有用性がわかりました

嘔吐、腰痛、便秘とういう症状では、腹部CTを取ろうとは思いません。でも、取らないとだめだなあと思うようなことが続いてありました。まず、腰痛です。実際は臀部近くの両側の腰の痛みでした。院長指示でCTを取っていたので、見てみると尿閉だったのです。

男性で、前立腺肥大もあったようです。導尿のカテーテルを留置すると症状が改善しました。同じ日に、何も無かったおばあちゃんが嘔吐を頻回にしていると報告があり、腹部の単純のレントゲンと腹部CTを取りました。年配なら、イレウスの心配があったからです。

ところが、尿閉だったのです。導尿カテーテルを入れると800ccの尿が出てきました。腹部のCTではおなかの半分ぐらいを膀胱が占めていたので嘔吐するのもうなずけます。

もう一人、朝からずっと嘔吐していると救急搬送された方は、腹部の単純レントゲンは真っ白で、何も所見がないように思われたのですが、腹部CTでは急性胃拡張で、おなかのほとんどを胃が占拠している状態でした。

また、浣腸しても便が出ないという方に腹部レントゲンと腹部CTを取ると、直腸内に大量の便があり胃の大きさぐらいに腫れていました。浣腸しても出ない場合、便がしたまで降りてきていない可能性があるので、レントゲンで確認するのですが、この場合は、たまりすぎて動かなくなったためでした。

弛緩性イレウスということで、入院してもらうことにしました。

腹部のレントゲンを読むという技術は、かなり高度な知識が必要です。腹部CTはそれを補ってくれるので、とても助かります。画像に頼りすぎる最近の医療は感心しないと思ってましたが、改めて画像診断のすごさを経験しました。

画像に頼るのはよくないですよねと話していると、ある高齢のドクターは”わしらが若い頃は、心電図が読めると言うだけで、すごいなあと言われてたよ”とおっしゃってました。確かに、その頃にはレントゲンはなかったのです。

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