臨床検査の分野からは、既に提案が出ていたようです
2007年の公演集を読んでいると、2007年にはすでに基準値についても触れられていました。認知度の低いIGT(耐糖能障害)を以下に抑制するかが重要だと。HbA1cは5.8未満、食後血糖は140未満、LDLコレステロールは100未満、中性脂肪は200未満。
アテローム硬化性梗塞の予測には頸動脈エコーで内膜1.1mm異常を要注意、糖尿病に高血圧を伴う場合はBNP検査、閉塞性動脈硬化症に対しては足関節上腕血圧比(ABI)を検査するようにと言われています。臨床検査という観点から見るため、はっきりと数字が出るのだと思います。
食後高血糖について、これほど言われてきているのに、検診や人間ドックは相変わらず空腹時血糖しか見ないのはなぜなんでしょうね。