高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

米粉のパンを焼いてみて。。。。

小麦アレルギーのある子供が、米粉でパンを焼いたけど膨らまないと相談されました。それで、米粉でパンを作ってみることにしました。jhcという製菓材料の店で、パン用の上新粉があるので、予約して買いに行きました。ところが、成分を見ると小麦グルテンが入っているのです。小麦アレルギーの人はだめですと書いてありました。

店の人に相談したのですが、小麦グルテンが入ってないと膨らまないとのことです。仕方ないので、ケーキ用の上新粉を買ってきました。レシピはネットで調べて、片栗粉を使うものを選びました。片栗粉で小麦グルテンの代わりをするのだと理解しました。

生地にイーストを入れるのですが、片栗粉と砂糖と塩を溶かした液を火にかけて十分とろみをつけてから、45度まで温度が下がってきたら、イーストを入れる。。。。これ、つきっきりになりますわ。高い温度でイーストを入れると死んでしまいますから、かなり慎重になりました。

生地はまとまりが悪く、最後はかなり硬いものになり、60分発酵させて、35分間焼きました。でも、ほとんど膨らむことはありませんでした。味見をすると、それなりに美味しいのですが、おかきの中にご飯を団子にしたものが入ったようなものになりました。

そこで、思ったのですが、米をパンにする必要があるのだろうかと。。。確かに、小麦アレルギーの子どもはパンが食べてみたいんだと思います。でも、作ってみてもパンにはならないんですよ。それなら、別の考え方をしたらいいんじゃないかと思いました。

宗教によっては、豚肉は食べられないなどの制約がありますよね。日本でも、精進料理があるように、すべての人がすべての食材を食べられるわけではないのです。それなら、子どもに宗教上の理由で小麦は口にできないと思わせてはどうでしょうか?口にすると、神様からばつを受けるって考えれば、ほしがらないと思います。

食物アレルギーは本当に難儀な病気です。なぜそんなことが起こりだしたのか。。。戦後の食糧不足のころなら、そんなこと起きなかったと思います。飽食になりすぎて、神が警告を発しているのかもしれません。

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