注射針の種類
注射の針は数字によって太さが決まっています。普段使われるのは、18Gから22Gで、数字が大きくなると細くなります。輸血する場合は、太い針の18Gを使います。採血は21G、点滴は22Gの細い針でも可能です。
局所麻酔には、一般的に21Gか22Gを使いますが、痛みを軽減するため27Gを使うこともあります。ただし、27Gまで細くなると針の長さの制限が出てきます。浅いところしか使えないのです。
インスリン注射はもっと細い33Gを使うのですが、最近34Gなんてもっと細いものも出てきました。
何とか、麻酔の痛みを軽減できないかって思って、針を探していると26Gで長い針を見つけました。ペインクリニックなどで使いだされているそうです。
麻酔の痛みは、刺した時よりも薬液が入っていくときのほうが痛いのですが、細い針だとゆっくりしか入っていかないので麻酔にかかる時間は増えますが、痛みは少ないと思います。
沈静する薬剤を使っても、痛みは軽減しないので鎮痛の薬剤を併用してみようかとか、日々スタッフと悩んでいます。
だって、痛いのは嫌ですもんね。。。。