探し人が見つかりました
手掛かりは苗字とおおよその年齢、内科医であるということだけでした。十数年前に3カ月ほどだけ一緒に働いた医者を探していました。何軒かの製薬会社に探してほしいと頼みましたが、情報が少なすぎるといわれました。せめて、フルネームがほしいと。
ところが、ある製薬会社の人が、この人ではないかとメールをくれました。フルネームを見たとき、この人だと確信しました。でも、うろ覚えだったので、確信したわけではありません。一か八か勤務先の病院に電話してみました。どんぴしゃ。。。。。
医者ってすごいんですよ。フルネームと卒業年度が分かれば、製薬会社で探してくれるんです。今回は情報が少なかったのに、それでも見つかりました。最後にはネットで、フルネームと医師で検索しました。それで、勤務先がわかったんです。
ほかの業種ではこんなことありえないと思います。逆に言うと、医者は雲隠れができないんでしょうね。
久しぶりに電話で話して、近いうちに会おうということになりました。電話の最後に、“僕のことを探してくれてありがとう”と言ってくれました。私にとっては、お兄ちゃんのような存在の人です。再び再会できると思うと涙ぐんでしまいます。