学会発表が終わりました
第9回IDF(国際糖尿病連合)西太平洋地区会議
第4回アジア糖尿病学会学術集会
http://www2.convention.co.jp/idfwpr2012/
ポスターでの発表でしたが、英語で説明しないとならないので大変でした。準備も時間がなくて、前日まで準備に追われていました。結局、大きな施設の発表が大半で、一開業医の発表などあまり大事にはされないのでしょうね。それより、発表の準備にかける時間が、開業医には作れませんよ。
糖尿病を専門にやってる先生方の前で、まず言ったことは“私は、外科医です。糖尿病の専門ではありません”でした。そこのところが重要なのです。内科医とは全く異なった考え方をするってことです。
外科医は薬を使うときでも、最初にしっかりと効かせます。内科医は徐々に増やしていく手法ですから、考え方自体も相反するのです。他の発表は、実験結果を報告していたので、その点でも言いました。”これは、実験ではなくて、事実です”と。でも、その意味もわからなかったようです。
前回、骨盤低医学会で発表した時に感じたものと同じものを感じました。私の話には、関心がないなと。
学会で発表するのは、今回で終わりです。参加費を払ってまでするものでしょうか?今回は32000円もしました。これは事前登録なので安くなっているのです。当日登録ならもっと高い金額を支払わなければなりません。糖尿病の専門医でも取るなら、意味があるでしょうけど、私は取るつもりがないので、何の意味もありません。
ただ、今回は糖尿病学会に入会するときに必要だった発表か論文という業績をいまさらながらに作ったのです。それがないと入会できないと知らずに入会申し込みをしてしまい、おそらく理事をされているある先生のご厚意で入会できたんだと思ったからです。
一日、学会でつぶしてしまった間に、老人ホームで嘔吐と下痢が蔓延しだしました。臨床医には、学会など行ってる場合じゃありませんわ。