糖尿病の治療変更がうまくいきました
また一人、糖尿病の治療変更がうまくいきました。もともと最初の医療機関でインスリン治療をして、転院先では内服治療をされていました。何度も低血糖を起こすのに、主治医はそんなものだと言ってきいてくれなかったそうです。それで、一時期治療をしていなかったようです。
うちに来られた時は、HbA1cは10を超えていました。インスリンは出ていたので、ビクトーザ単独治療にしました。インスリンを打ったことがあるのですぐに本人の了解は取れました。低血糖を起こすことがないのでとてもいいはずでした。ダイエットにもなると聞いて、本人も喜んでいました
ところが、血糖が安定してきた頃から太りだしたのです。製薬会社に聞いても、理由が分からず困ったなあと思っていました。体重増加は、糖尿病治療に悪影響を与えるからです。ところが、最近とった採血検査では、HbA1cが正常値に落ちていました。腎機能も問題ないし、まずまずの出来です。
体重増加については、本人が努力を始めてくれました。食事はそのままで、運動を始めてくれたのです。これはとてもいいことなんです。運動の内容は、本人に任せています。無理なくできるものなら、長く続くでしょうから。次に会うのは、2ヶ月後です。そのときに、痩せてきてくれていたら、本当にうれしいですね。