医者は趣味でやってるんです
医者は趣味でやってるんです。昔からそう話していました。昔は、本業はミュージシャンだけど儲からないから医者をしてると言ってました。最近は、システムエンジニアだけどとか、スノーボーダーだけどとか。。。本業は、いつも変わっているようです。医者に向いてないと言われました。それは、医者になってすぐにわかっていました。
父親に逆らうために、医療の世界に入って、医者は病気を治せると信じていたのに、治せないとわかったからです。その時から、私はいつか医者をやめようと思ってきました。パンとケーキの店をするのが人生最後の夢だとも言ってます。でも、儲からないことがわかってるので、どうやればパンとケーキの店ができるのか考えながら、相変わらずパンを焼いています。
なぜ医者に向いていないのか、それがやっとわかりました。医者もビジネスなのに、ビジネスにできないからです。やればやっただけ赤字になるんですから、ビジネスとは言えませんよね。梅ちゃん先生を見ていて思いました。未収金とか確定申告とか出てきて、現実に近いなと思ったのですが、違ったのはいつも薬を出しているだけだということです。
薬は補助にしかならないのに、説明もせず薬を出すのが、医者としてのビジネスなんだと思いました。昔の医者が儲かったのは、そういった背景があったからでしょう。税金の免除もありました。今は、福祉法人だけだそうです。医療法人では、善良な医療をやればやっただけ赤字が膨らむそうです。
若い人たちが、保険診療を使えないこともわかりだしています。定期健診が、無料だと思っている医者は、定期検診の結果を持ってきてくれたらいいと言います。これは善良な医者です。でも、実際は市の補助が出る検診には行けずに、自費で高額な検診を受けているのです。医療機関にかかっているのに、自費の検診などありえませんよ。
医療費を削減しないとならないと言われ、若者と年寄りだけ削減されています。多額のお金ががん治療に回されています。がん治療をすれば儲かることは間違いありません。それがわかっていて、25年やってきた乳がんから足を洗ったのです。
がん治療は、どこまで必要なのでしょうか?がんを予防するとか糖尿病になるのを予防することになぜお金が出ないのでしょうか?偏った考えかもしれませんが、社会的地位の高い人たち、お金持ちの人たちがそう仕向けているのだと思います。がんになった人を1年間生かせるのにかかる費用が600万円。その上限を作った国もありますが、日本は上限がありません。医療費と高額医療として、税金。それ以外に、がん治療に補助も出しているようです。
なぜ、がんになったのか?がん細胞はもともと自分の細胞です。10年かかって人の目に触れるサイズになると言われています。がん細胞になってまでも、自分自身に何かを訴えたかったのではないでしょうか?がんにだけはなりたくないとよく聞きますが、がんにしたのは自分自身ではないのでしょうか?病気の大半は、自分が作り出したものですから。。。
明日の命がないかもしれない、そういった不安はいつも持っています。食後か血糖が心筋梗塞の原因だと知ってから、いつ心筋梗塞を起こしてもおかしくないと思いながら生きています。明日がないかもしれないから、今日を大切に生きているのです。そんな私には、医者は向いていませんね。