男性は、存在そのものが脅威なんです
あるスタッフが話してくれました。男性は、体力も腕力も女性より強いのですが、元々体格もいいから、存在そのものが脅威だと。だから、世の中の男性すべてに言いたい。優しく話してくれって。そうかもしれないなと思いました。からだの小さい女性からは、男性がそばにいるだけで、頼りがいに感じたり、不安に感じたりします。
言い方一つで、変わる内容があります。おなじ言葉でも、強い口調で言えば、反論されてると思い、優しく言ってもらえれば、同意してもらえていると感じます。声のトーン、話す内容、順番、顔の表情、いくつもの要素がイメージを作り上げます。パワハラということがができてかなり浸透してきているにもかかわらず、職場でパワハラを受けている人がいます。ひどい暴言を吐かれて、おびえている人もいます。いつになったら、そんなことがない職場になってくれるのかと本当に思います。
医療機関でも行われているパワハラのたぐいは、患者さんがよく知っています。現場を見たことがある人、見たことがなくてもスタッフの言動から、推測されるからです。ある薬局には、行きたくないと言う患者さんがいました。いつも兄弟げんかしていると言うのです。別の患者さんからも、聞きました。行く気になれないと。なんとなく感じ取るんだと思います。
では、男性陣はどうしたらいいのでしょうか?存在そのものが脅威だと言われても、体型をちじめるわけにもいきません。筋力を落とすわけにもいきません。たぶん、優しい言い方と優しい表情なんだと思います。笑顔もほしいですね。笑顔は、顔で作らなくても、目で作れますから、目で笑ってください。そうしたら、世の女性は、少し安心できるかもしれません。