高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

乳がん治療に関するニュースを見ました(その3)

乳がんは確かに増えてきました。30年前には、お年寄りの方に見られただけなのに、どんどん低年齢化しています。今や、20人に一人は乳がんになると言われています。その一方で、欧米では減ってきているのです。かかる年齢も、50歳が中心で昔と変わりません。ところが日本は、平均40歳と年齢も下がってきています。なぜこんなことになったのでしょうか?

欧米の文化、食事が普及するにしたがって、乳がんが増えてきたのは明らかで、乳脂肪が悪いことは早くから知られていました。それなら、たばこのように、チーズの箱に、食べ過ぎで乳がんになることがあります。って書いて、乳がんで手術した後の乳房の写真を載せて、かかる抗がん剤の費用を明記すればいいんじゃないでしょうか?健康にいいと言われているヨーグルトだって、乳脂肪が多いのですから、パッケージに注意を載せるべきではないでしょうか?

抗がん剤に対する補助金を考える前に、どうすれば乳がんを減らすことができるかをなぜ考えないのでしょうか?世の女性たちは、マンモグラフィさえ受けていれば安心なんて思ってます。毎回被爆しているのに、そのリスクを分かっていません。検査は、あくまで早期発見をしているだけで、予防どころか被ばくによる乳がんの発生も数字で出ているんですよ。

自分たちの身は、自分たちで守りなさい。患者さんにはいつもそう話しています。行政や国は、なにも守ってくれません。動物性脂肪の摂取量が増えたせいで、乳がんだけでなく糖尿病も軒並み増えています。50年前の40倍だそうです。それなのに、糖尿病になる前に、なりやすい体質の人を発見しようとしている特定検診は、現場ですら意味がわかっていないので、間違った使われ方をしてすたれてきました。

ニューヨークでは、すでにカフェでの大きなサイズの飲み物の提供が規制されました。高カロリー高脂肪の飲み物は、一度に大量に取らせないようにしたのです。なんて素敵なことをするんだろうと思いました。日本では、誰がそういった予防に力を入れてくれるのでしょうか?大阪だけでも、いい医療が受けられる街にしようと、スタッフとともに日夜頑張っています。市への投書もして、ずっとしの動きを観察しているんです。いつになったら、気づくんでしょうねって。。。

気づいた時には、市民はみな病気で寝込んでいますよ。。。。

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