十数年ぶりの手技をやりました
十数年ぶりの手技をやったのですが、情けないことに失敗する確率は、昔と同じですね。中心静脈栄養のための点滴のルートを作るものです。長いことやってなかったので、できるのかなと不安でしたら、その部分は何とかなりました。でも、失敗の確率も同じだとは情けない。昔よりも、落ち着いてできるようになっていたんですけどね。
こういった手技には、えいやーという気合が必要です。絶対失敗しない。出来ると自分に言い聞かせるのです。少しでも不安を感じると、感じていた不安がそのまま結果になってしまいます。今回も、もろにそれが出ました。些細な点滴でも、留置針を入れる際にも、同じことが言えます。出来るかなあなんて思っていると失敗するんです。
これは、スノーボードにも言えます。不安に感じていたら、出来ることもできなくなります。しかし、無理やり”えいやー”とやってしまうのも問題です。骨折した日がそうでした。準備不足で、雪も悪く、不安感が強かったのに、無理やり気合いを入れたんです。エアーだったので、エアー台から板が離れるまで、その気合いが続いていなかったのです。飛ぶ直前に気合いが抜けてしまいました。
なので、飛んだ瞬間にまずったと思いました。結果的に骨折がわかっても、あまり驚きはなかったのです。でも、周りには心配をかけたし、泣き出す人まで出てしまったので、本当に申し訳なかったと思います。慎重にイメージトレーニングして、徐々に気合いを高めていって、それで”えいやー”ってしないとだめですね。