高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

ピンポーンと言われた時

ピンポーン、そうかもしれないと言われた時、とてもうれしい気分になります。ときどき胃が痛くなるけど、検査してないと話していた方がいます。市販薬の胃薬を飲んでいるけど、先日胃が痛くて眠れなかったと言います。薬を多めに飲むことで、痛みは和らいだようですが、あまりしてはいけないことかもしれません。

潰瘍薬は、進歩していますから、医療機関ではPPIというタイプを多めの量で6週間から8週間飲んでもらいます。しかし、胃の内視鏡検査はしておいたほうがいいでしょう。内視鏡も経鼻が普及してきたので、楽になっています。ところが、本人は医療機関に行く気がありません。おととしの検診で、ピロリ菌は調べたが問題はなかったし、去年の検診で胃がんの採血もして問題がなかったと言います。癌じゃなかったらいいでしょうと言います。

でも、気にしてるんじゃないですか?といいました。気にしているからいつまでたっても症状が消えないわけで、それならなおのこと内視鏡検査を受けてみるべきでしょう。あっけらかんとした女性だったので、悩んでいる様子も感じられず、ストレスもないようでしたが、何か引っかかります。

内科診察を始めてみて、甲状腺の腫大に気づきました。甲状腺機能亢進かもしれないと話すると、寝汗がひどくなっていると言われました。その時、ピンポーンと言われたのです。そうかもしれないと。であれば、甲状腺疾患が、胃痛を作っている可能性もあります。はっきりと説明できない体の不調が、不安を誘発して胃痛という形で、出ていた可能性があるのです。

自宅近くの医療機関を紹介すると、行ってみるようなことを話してくれました。よくなればいいですね。

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