奈良で、外科医をする羽目になりそうです
日曜日のアルバイトを探していました。人ごみが嫌いなので、日曜日に出かけることもないし、ぶらぶらしていても仕方ないと思って、アルバイトを探してもらいました。スタッフの知り合いの人間交差点の斎藤さんという方が、探してくれました。人材紹介会社のようです。それで、病院も見学したいし、院長に会いに行ってきたのです。
ところが、看護部長から、主任さんから、たくさんの方が待ってくれていました。外科医がいたけど、病気になって退職してしまったそうです。それで、とても困っていたようです。日曜日に、中心静脈栄養のルートの入れ替え、胃ろうの増設、気管切開、小さな手術などしてほしいと言うのです。日曜日は、スタッフが少ないので、スタッフさえ準備できるならいいですよと話していました。
ところが、院長から、骨折の手術や、胆石の手術、腸閉そくの手術までやってくれと言われました。骨折は、介助しかできません。整形外科の分野ですから。直達牽引だけならできますと言いました。主に腹腔鏡の手術をしていたのですが、その道具はないとのことでした。ところが、借りてもいいと言うのです。
開腹でも手術できますが、それにはいろんな問題があります。麻酔の問題、術後の問題、常勤の外科医と意見が合うかどうかなど。常勤の先生もいらっしゃるのですが、整形外科と外科がひとりづつのようです。ひとりでは、手術は大変ですからね。
外科医は、もうやめようと思っていました。ストレスもかかるし、リスクもあります。でも、誰かの役に立つのなら、また技術を使ってもいいのかなと思いました。高齢者を扱う病院だったのですが、元気いっぱいの病院でしたから。有料老人ホームは、空室があるようですし、長期療養型もあります。大阪では、入所待ちで探すのが大変なのに、山をひとつ越えるだけで、まだまだ空きがあるんです。それには、本当にびっくりしました。
連携しているクリニック、介護関連の人たちに早速教えてあげないとなりません。