検査結果について
血液検査の結果を聞きに来られない方があります。手元に残したままにしているときになるので、これまで郵送してみたり、メールで連絡してみたりしてきました。正常値の間から、検査の読み方を知ってほしいと思って、来られた方には検査結果の読み方を説明してきました。検診や、人間ドックでは、異常値にならないと説明がないため、クリニックでは異常値にならないようにするにはどうしたらいいのかを説明してきました。
検査結果は、個人情報になるため、基本的には来院されないとお伝えできないのですが、長期間保管しても結果の意味合いが薄れてしまうので、3カ月過ぎたら、破棄することにしました。食事の偏りなどの指導に使っているので、3カ月以上前のデータでは、参考程度にしかならないからです。
よく、結果が悪ければ連絡してくるだろうと思っていたと聞きます。でも、それはまずないと思ってください。特に、個人情報保護法ができてからは、電話やメールでは本人確認ができないため、医療機関側から連絡することが難しくなったからです。また、紙カルテの時代は対応できましたが、電子カルテに変わってからは、カルテを開けてみないとわからない状態に変わりました。本人が来て、カルテを開けて初めて結果がわかるという状況です。
昔は通用したことでも、どんどん状況は変わってきています。そういったことも踏まえて、医療を受けてほしいと思います。