高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

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新入社員の検診に行ってきました

Posted on: 金曜日, 4月 6th, 2012 in: クリニックより

新入社員の入職時検診をしてきました。初々しくって楽しかったです。これから頑張ろうと意気込んでる人たちに会うのは、元気が出ますね。でも、勉強や就職活動に追われていたのか、少し弱ってる人もいました。アトピーがちゃんと管理できていない人もたくさんいました。皮膚のメンテナンスが大事なんですが、それを知らないんですね。

喘息の既往が多いこともびっくりしました。多くは、小児ぜんそくで治ってるようでしたが、アトピーと含めるとかなりの数いましたね。アレルギー疾患が若い子に増えていると言うことなのかもしれません。あるいは、エリートの人たちだったからかもしれません。親が高学歴で、生活レベルが高いためとも考えられます。

アレルギー疾患は、生活レベルが低いと発生しにくい可能性があるんです。衛生状態が悪い環境が、逆に外的刺激に強くなる可能性があります。空調の無い生活をしてきた人は、寒さや暑さに強いものです。泥んこになって走り回ってたこは、風邪もひきにくいし治りやすいでしょう。衛生状態がよすぎると、O-157 のような菌が繁殖してしまうわけです。

桜が咲き始め、スタッフたちも子供の入学式などで忙しくしています。この時期は、医療機関は暇になります。みんな、病気になってる暇がないんだと思います。

栄養指導のチラシができました

Posted on: 木曜日, 4月 5th, 2012 in: クリニックより

栄養指導の一環で、二軒隣の山のしずく旬菜屋に協力を求めていました。栄養の勉強をしてもらうために、実際の食事で量を確認してもらおうと言う企画です。スタッフに一任していたのですが、なんども山のしずくと打ち合わせを重ねて、やっと完成しました。一つのことをやり遂げるには、根気が必要です。何度も、間違いはないか、表現はあっているかを検証して作っていくのです。

自慢できるいいものができたと思います。

循環器の先生と会ってきました

Posted on: 火曜日, 4月 3rd, 2012 in: クリニックより

ある患者さんの件で、循環器の先生と会ってきました。海外に住んでいる息子さんが、親の治療方針についてセコンドオピーニオンを受けたいと依頼されたからです。帰国の日が迫っているので、時間がなかったので、知り合いの先生に無理行って時間を作ってもらいました。かかりつけの病院からの情報から、現在の状況を把握し、将来起こるだろうことを予測し、どういった治療法があるかを話し、治療を受けない場合どういったことが起こるかまで話しますので、かなりの時間を要しました。

海外では、セコンドオピーニオンを受けに行くのは当たり前のことですが、日本ではまだまだ浸透していません。よそに話を聞きに行きたいから、データを出してほしいと言うと、あまりいい顔をしない医者もいます。施設側も、非協力的だったりします。しかし、今回は帰国の日が迫っていることもあり、検査結果が出揃ってすぐにセコンドオピーニオンを受けに行くことができました。

循環器の先生は内科ですが、今回治療を受けることになれば、心臓外科にお願いしないとなりません。私が同席していたので、外科的な見解も出すことができたので、話し合いの後、かかりつけ病院に戻られ、主治医と再度話し合い、治療方針が決まったようです。

この件以外にも、今調べている血糖のことを話してきました。発表の準備を進めているデータを見てもらいながら、私の考えが間違ってないか意見交換をしたのです。ところが、心筋梗塞を起こした方の血糖値を調べていると、空腹時血糖は正常なのに食後血糖が高いことが多いそうです。今、調べていることは血糖変動が血圧などの循環動態に影響を与えているだろうと言うことです。

血糖値を安定させると、循環動態も安定し、血圧が下がった方がいたからです。そのことを本当に調べようと思えば、24時間血糖と24時間血圧を同時測定しながら、血糖値が不安定な状況と血糖値が安定した状況を作って比較しないとなりません。調べられる側もかなり大変な作業になります。

それ以外にも、潜在的な甲状腺機能異常が結構あるのではないかという話も出ました。循環器の世界では、甲状腺機能は必ず測定するそうですが、一般的にはあまり測定されません。潜在的なものが後で表面化してきた症例もあるので、定期的に測定すれば、見つかってくるのかもしれないのです。

そういったことを含めて考えると、三か月に一度定期的に検査することはとても意味があるような気がします。日本には四季があるので、季節ごとにからだにも変調をきたしている可能性があるからです。毎年同じ時期に測定するから、わからないこともあるのかもしれません。

糖尿病になってもらわないと儲からないんです

Posted on: 月曜日, 4月 2nd, 2012 in: クリニックより

医療機関側の話です。糖尿病が一番もうかるんです。特に、注射を打ってる人はもうかります。次に、高血圧や高脂血症など慢性疾患の方がもうかります。

見方を変えてみましょう。

糖尿病や高血圧、高脂血症が治ってしまうともうからないんです。

なぜ、こんなことになっているかというと、保険診療がそうさせているからです。糖尿病の人を薬を使わなくていいところまで治したとしましょう。一気に収入が減るのです。おかしな話だと思いませんか?

医療機関がそんなことを思いながら診療を行っているとは思いませんが、治すことができたほうがもうかるようになっていれば、もっと治そうと言う努力をするのではないでしょうか?

病気には可逆性と言って、元に戻せる状態と、不可逆性と言って、もう元に戻せない状態があります。元に戻せる段階で見つけたら、治すことができるはずなんです。でも、その段階で見つけるのが困難なことも事実です。

クリニックでは、病気を発症する前に病気になる素因を見つけようとしています。どう抵抗しても発病してしまう病気もありますが、抵抗したら発病しないものもたくさんあるのです。

国は病気を治す気があるんだろうか?それをずっと疑問に思っています。

前年度の報告

Posted on: 日曜日, 4月 1st, 2012 in: クリニックより

前年度のスタッフの報告です

スタッフ1 孫ができました
スタッフ2 進級できました
スタッフ3 娘が成人しました
スタッフ4 1級簿記が取れました
スタッフ5 転職してキャリアアップしました
スタッフ6 正職員で働くことにしました
スタッフ7 転職して子育てを頑張ることにしました
スタッフ8 海外勤務をすることにしました
スタッフ9 しがらみを切って転職しました
スタッフ10 被災地にサポートに行きました

いろんなことがあった一年でした。スタッフそれぞれ、いろんなことを乗り越え成長しました。