大人って、どういうことなんでしょうね。
ある方から、素敵な言葉の並んだ紙を頂きました。大人として、どうふるまうべきかが書かれたものです。
人との付き合い方がわからないと言ってた方に、その紙を見せたところ、とても勉強になると言っていました。人との付き合いというのは、とても難しいことのようですが、本当は簡単なことなのだと思います。人からよく誤解されると言う人は、誤解されたくないという気持ちが強いのだと思います。誤解されたとしても、人と人の付き合いは、円滑にできるものです。
思いや、考えを人に伝えると言うのはとても難しいことです。価値観が違えば、なおのこと難しいことだと思います。自分を高く評価してもらいたいと思えば、なおのこと難しくなります。でも、高い評価をもらう必要があるのでしょうか?
評価というのは後でついてくるものです。当たり前のことをしたと思っても、高い評価をもらうこともありますし、かなり頑張ったと思うのに、評価されなかったりすることもあります。大事なのは、自分にとってどうだったかということだと思います。
自分にとって満足のいく結果であれば、他人から高い評価を得る必要もないかもしれません。ほめられるとうれしいものですが、ほめてもらおうと思えば、他の人をほめるようにしないとならないと思います。その人その人の、いいところを探し出すのはとてもいいことだと思います。
私は、大人という言葉は好きではありませんでした。大人は、子供の延長線上であって、分けられるものではないと思っているからです。子供だからと言って、何でも許していいわけないので、子供の間から、大人としての振る舞い方は勉強していきます。成人したから、急におとなになるはずはないのです。
でも、大人という言葉が、おとなしいという言葉からできたのであれば、納得ができます。自分を主張することから、他人を尊重していくように変わっていくことが、大人への変化でしょうし、そのためにはおとなしくしていなければならないからです。
大人になりきれていないと思っている方、おとなに興味ある方は、クリニックで声をかけてください。こそっとお見せしますね。