昨日は、妹の誕生日でした
それで、いろんなことを思い出していました。妹が生まれたのが、私が2歳8か月の時です。でも、その日の産婦人科の病院の待合室の風景をさっきのことのように覚えているんです。幼稚園以前の記憶があるのは珍しいそうです。きっと、衝撃的な出来事だったんだろうねと言われましたが、そうでもなかったようです。大人たちが、名前をどうするかともめていたことを遠巻きに見ていました。興奮してるなどといった感情もなかった気がします。でも、妹ができると言う初めての体験は、興奮していたのかもしれません。
ところが、下の妹が生まれた時のことは全く覚えていません。8歳ぐらいでした。たぶん、ペットが家に着たぐらいにしか思ってなかったんだと思います。下の妹は、おむつを替えたり寝かしつけたりと、いろいろ面倒を見ていましたが、生まれたての時のことは全く記憶にないんです。
下の妹は、家が裕福になってから生まれたので、昔のひどい生活を知りません。兄弟でもそんなものなのでしょうね。お金がなくて、荒れている家の中、いいあいの声、蒸気を吹き上げている夜間。。。。いろんな光景が頭に残っています。いつか幸せになろう、それは3歳までに心に焼きついたのだと思います。
でも、下の妹ができたころには、裕福になっていましたが、仮面家族に変わっていました。お金があるっていうことは何なんだろうと思っていました。お金がなかった時のほうが楽しかったと思っていました。
幸せの基準は、人によって違いますが、笑って毎日過ごせたら、それが一番かもしれません。