反応性低血糖症は意外に多いかもしれません
昨日、海外からの一時帰国の方の検査を行ったのですが、検査が始まってすぐに具合が悪くなり、血糖が下がっていることがわかりました。海外での診断に納得がいかないため、今複数の施設で検査をすすめているのですが、反応性低血糖症はアジア人に特徴的だと思われれる為、海外では診断されないのだと思います。かなりつらそうでしたが、水分補給とたまたま来ていたリフレの方のマッサージで、少し楽になったようでした。
こういったことがあると言うことを来年、国際学会で発表するために、データを集めています。全く症状の無い人からも、インシュリンの分泌異常が見つかっているので、潜在的な患者さんは、かなりいると思われます。そのことを調べていくために、年内に肛門診療は縮小する予定です。肛門疾患は、冊子で勉強してもらうだけでも、治ってしまう方が多いので、冊子販売に切り替えるのです。現在最終の処理に入っているので、年内には、始められると思います。
クリニックの患者さんももうじき800人になりそうです。1年弱で、800人の方と知り合えたとは、すごいですよね。笑顔になって、帰ってくれる姿はいつ見てもうれしいものです。木曜日も男性医師がふたり入ることになりましたし、いろいろ範囲を広げて行けそうです。たった3人で、ほとんどの疾患をカバーできるようになります。すごいことだと思いますよ。
ぼちぼち、救命の現場に戻るための勉強を始めようと思っています。元々、救命救急志望でしたから、得意分野です。3次救急の施設にいる後輩がサポートしてくれているので、いろいろ情報も入ってきます。開業医でも、救命救急ができることは、すでに実証済みなので、後は資格を取っていくだけなのです。いつの日か、災害現場で手助けができればと思っています。