高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

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三宅久之さんの講演会に行ってきました

日本生命主催の三宅久之さんの講演会に行ってきました。企業セミナーと言うことで、700名もの経営者たちが集まっていたようです。生命保険主催と言うことで、生命保険への勧誘が主だった目的と思っていましたが、渡された資料が役員退職慰労金や経営者が病気で入院した際の会社の資金繰りに関する保険だったので、やはりそういったことを知ってもらうためのものだったようです。

震災によりかなりの保険金が支払われ、生命保険会社も苦しいのだと思います。すべての生命保険会社が協力して、11月は、顧客獲得のための活動月間になっているようです。生命保険の支払いは、契約者がいるからできることだから、是非新規の契約をしてくださいと言ったような説明だったと思います。また、三宅さんの話は、これからの政治の行方、政治の裏側の話で、政治家は悪人で当たり前、善人で無能な政治家のほうが役に立たないとおっしゃっていました。

朝日生命の仕事を手伝った時も、生命保険会社は経営がしんどいのだなあと感じましたが、今回はもっと痛切に感じました。朝日生命が行っていたのは、乳がん啓発セミナーで、うなぎ上りに増える乳がんを何とか減らしたいと、早期発見を促すものでしたが、その際も何か違うと感じました。早期発見より予防でしょうと感じたのです。乳がんも糖尿病も脂肪摂取率が上がったためにうなぎ上りに増えています。そのことを放置したままでは何の解決にもならないはずです。

今回、講演会に参加することになったのは、ある方に生命保険会社の方を紹介されたことが始まりでした。クリニックの経営をしているということで、企業セミナーに誘っていただいたのでしょうが、こられている方のほとんどが男性で、なんか場違いな感じがしました。確かに、私は株式会社もしているので、経営者ではあるのですが、それにしても経営者の中に女性が少なすぎ?と感じました。

でも、理由は簡単かもしれません。保険会社の担当者が、ものすごくたくさんいて、ほとんどが若い女性でした。自分の顧客が来るとそばに行ってお話をされていたので、すべての担当者が来ているのだろうと思いました。男性は、きれいな女性にお願いされると、断れませんものね。。。

ところで、講演内容は、私にはあまり関心がなかったのですが、医療関係のことは勝俣さんと言う方が、週末に神戸のほうで講演会をされるようです。私は残念ながら、大阪にはいないので、参加できませんが、聞きに行ってみたいと思いました。ただ、コメンテーターと言うのは、意見を言うだけで社会を変えるものではありません。何かを変えようとすれば、ものすごいパワーが必要です。コメンテーターの方たちは、自ら動くのではなくて、話を聞いて立ち上がる人を作ろうとしているだけだと思います。

朝の番組で、唯一ことを動かす番組がありました。視聴者の苦情を聞いて、各方面に直接働きかけて、危険な交差点の信号を変えたり、環境を整えていました。テレビでもそんなことができるんだと、感心しましたが、ひとつのことを変えるのに、かなりの時間がかかっていたようです。でも、何度も同じ件を放送することで、行政側にプレッシャーを与えていました。動いてくれるまで、言い続ける方法ですね。

あきらめずに、言い続ける。それが大事なんだと思います。

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