整体、鍼灸と西洋医学
整体、鍼灸と西洋医学をコンビネーションできないか、そういったことを話し合うため、昨日は3人の方と会っていました。3人の方は、顔見知りではなかったのですが、それぞれが同じようなことを私に話していたので、昨日集まってもらって、3人で相談してもらうことにしたのです。
経営コンサルタント、派遣業、予防医学から次の事業を考えている方と、3人は違う分野の方です。3人とも医者でもなければ、医療機関に勤めているわけではありません。最近は、医療を取り巻いている周辺の方たちのほうが、いろんなことを考えているのです。井の中の蛙というように、医療にどっぷりつかっている人には、見えてこないことが、周辺の業種の人には見えているのだと思います。
最初、私は同席しなくていいのかなと思っていました。今まで、3人から聞いてきた話が、同じような内容だったので、紹介したらそのまま話が進んでいくのかなと思っていたのです。しかし、そうはいきませんでした。それで、いろんな問題提起をしていき、話し合いのネタを作っていきました。そうしていくうちに、活発な議論が始まり、その中で不明点は質問されるようになっていきました。
人を紹介する、そういったことを昔からやっています。人と人の接点を作ることです。私のところには、いろんな人が集まってくるので、適切な人を紹介していくということをしています。これは、商売ではないので、何の利益も発生しませんが、将来的には何かの役に立っていくのだと思います。医療でも同じです。患者さんに、適切な医療機関を紹介する。適切だと思う医者を紹介する。それが医療で行わないとならないことの中心部分だと思っています。
人の縁と言うのは、必然があります。昨日もそんなことを体験しました。たまたま、明日の予約にしていたマッサージを急に変更して、突然行ったのです。何人か施術しているので、行ったときに空いている人に当たるはずでした。予約は、人を指定していましたが、昨日は疲れていたので、誰でもいいと思って直接行ったのです。ところが、空いている人が、予約している人だったのです。
また、待ち時間に、ちらっと入った洋服屋さんで、いろんな話で盛り上がり、最後には知り合ったのは縁があったのですねと言われました。接客の手段かもしれません。でも、そう言われると、そうかなあと思ってしまうものです。昨日は、予定外のことが多くて、予定がこなせるのかなと思っていましたが、最終的にはつじつまが合いました。私によくあることです。
人と人の横のつながりは大事です。それがなければ、社会は成り立ちません。インターネットが普及して、一方的な情報だけで満足している方も多いような気がします。でも、書かれたものの裏に潜んでいることは、人と会わないとわからないものです。