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医師給与の国際比較

少し前に、そんな調査報告が、ある雑誌に載っていました。調査されたのが、2004年なので今はかなり状況も変わっていると思いますが、意外と知らない話です。日本の医者の週労働時間が、70時間であることから、自給で計算すると3300円ほどだそうです。アメリカは、50時間程度なので、時給7320円、すごい違いですよね。もっとびっくりするのが、専門医の給料です。日本は、全く変わらない3300円ですが、アメリカでは11200円です。日本では、専門医になるメリットがないということですね。

アメリカが一番給料がいいようですが、イギリス、オランダ、ドイツ、アイスランド、オーストリア、スイス、カナダ、フランスもそこそこいい給料です。どの国でも、専門医の時給は高めになっています。なぜ日本では変わらないのでしょうか?保険制度のせいですね。初診料2750円は、どんな医者が診たとしても同じ値段だからです。

こんなに低い給料なのに、なぜ日本の医者は文句言わないのでしょうか?海外の事情を知らない医者が多いからでしょう。しかし、一部の医者は知っています。なので、何年も前から日本脱出を考えている医者が増えているそうです。ところが、アメリカはもう医者は十分足りているので、海外からの医者の受け入れは、ほとんどしてないそうです。表面上は、受け入れしているそうですが、実際は皆無に等しいそうです。

日本でも、大学の教授などの資格があると、かなり事情は変わってきます。アルバイトも相場が1時間1万円のところ、教授と名前がつくだけで、1時間3万円などになります。手術などの袖の下も、額が違うそうです。一般的には、1万円だったり3万円だったりするのですが、100万円単位だそうです。本来、袖の下など受け取ってはいけないのですが、相変わらずそんな習慣が残っているんですよね。

なぜ日本には、袖の下の習慣があるのか?ご祝儀の習慣からでしょうね。何かのお祝いとなると、必ずお金を包む。もらう側も、いくら入っているともわからずにありがたく頂く。いただいたものの、半分を後日お返しする。そんな習慣があるからでしょう。海外では、そういう習慣はないようで、実際フランコが来日した時、ぽち袋で渡されたお礼をその場で開けて中を確認しようとしました。

海外では、何かの会は会費制で行われますから、会計も明瞭です。でも、日本では税金のかからないお金が、たくさん動いていると思います。なぜ日本の医者が海外に流出しないのか、雑誌では医師免許が海外で使えないからだと書かれていました。運転免許所は、海外でも使えるに、なぜ医師免許は使えないんでしょうね。臨床医として海外に出られなくても、すでに基礎研究ではかなり流出してますよ。

海外で医師免許を取得するには、まず超えないとならないものが英語力です。日本人には苦手な人が多いですよね。その次に、医療の知識ですが、最近は専門性が進んできてるので、医学部卒業した手じゃなければ、海外の医師国家試験は難しいでしょうね。日本の医療レベルは、かなり高いはずなのにいろんな理由で、海外では通用しないわけです。

日本は医者不足なので、医者を増やそうとしています。でも、医療費の枠はずっと変わっていないのです。現在でも、時給3000円のレベルなのに、これ以上医者が増えたらどうなるんでしょう。近いうち、事務員レベルの時給まで下がってしまうでしょうね。そんな商売、誰が続けていくと思います?ドイツではすでに、医師免許を持った人が、タクシードライバーをしているそうです。ドイツの医者の時給は、5000円ほどありますので、タクシードライバーのほうが給料がいいわけではないでしょう。働ける場所が少ないのか、労働条件が過酷なのか。。。

ERというドラマを見ていると、子宮外妊娠の可能性を排除するために、採血検査とCTなどごく一般的な検査をしただけで、48万円ぐらいかかったと言っていました。同じ検査を日本でした場合、患者さんの自己負担額は、3万円にもならないと思います。診察料や検査代がかなり安いからです。全額自費でも10万円もしないと思います。それほど安いなら、検査を受けておこうという気になりますよね。そういった気軽な感覚が、長い診察待ちや検査待ちにつながっている気がします。

ERのドラマの中で、ある医者が言いました。子宮外妊娠を除外するだけなら、検査はこれとこれだけで済むはずだと。でも、施設の責任者は、売上を上げるためにどんどん検査するように言っていました。アメリカでも、同じような事情があるんだなと思いました。本当に、それでいいんでしょうかね。。。

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