重篤でない低血糖
重篤でない低血糖について、アメリカの方が発表したようです。夜間不眠を調べていてわかったようですが、糖尿病の方に、低血糖による不眠がわかったようです。低血糖による睡眠障害は、本当に大変で、”眠ってしまったら、二度と起きない気がする”と眠りにつくのを恐れるようになるそうです。
クリニックにも何人か、耐糖能障害の方がいて、夜間の不眠には、何か食べてみてくださいと指導しています。元々、異常はないと言われるが、何かおかしいと相談に来られた方ばかりなので、耐糖能障害に一定の症状があるわけではありません。発見するには、糖負荷試験で血糖値とインシュリンの同時測定が必要です。
その中で、わかりだしたことは、インシュリンスパイクがあるということ、その前に必ず、血糖のスパイクがあるだろうけど、現行の糖負荷試験では、30分値を測るために、その部分が明白にならないことなどです。24時間血糖測定も、10分おきなので、このスパイクが出ない可能性も高いのです。
サファリパークで、面白い話を聞きました。くまは雑食だけど、サファリパークでは肉は与えないそうです。肉を与えると狂暴になるから、野菜ばかりにしているようです。くまは、えさをもらおうと芸をしていました。サーカスなどでも、そのようにして芸をさせているんでしょうね。
肉食が、狂暴になるのであれば、最近の日本人がいらつきやすくなったことも納得できます。肉が多すぎるんだと思います。不安とか、うつが多くなったことは、血糖やインシュリンスパイクと関係があると思います。重篤でないと表現される低血糖は、かなりの不安感を作っているようなのです。
人間にはまだまだ分からないことが多くあります。少しずつでも解明できればいいなと思います。