宣教師を目指す方に出会いました
これから、宣教師の大学に行くという方に出会いました。私は、カトリックの小学校だったため、キリスト教には近い場所にいました。信者ではありませんでしたが、シスターたちのあったかい雰囲気の中で、小学校を過ごしたのです。
朝、登校して初めてすることは、門を入ってすぐのルルドに手を合わせることです。奇跡の水が出た場所を再現しているものです。そのあと、まっすぐで長い道を奥に進んでいくと小学生の校舎があります。確か、小学生が一番奥だったと思います。
高校まであったので、小学生から高校生までが一緒になって登校するのです。普通の服の先生もいますが、灰色の服を着た、シスターたちがたくさんいました。シスターって、いつもあったかい笑顔をしているんですよ。
ミサにもしょっちゅう出ていたので、信者になりたかったのです。でも、親が信者でなければ、なかなかなることはできません。同級生たちが、少しずつ信者になるのを見ながら、羨ましかったものです。
学校では、クリスマスには演奏隊が作られます。選ばれた子たちは、百貨店で演奏して回るのです。音楽は苦手だったので、演奏隊に選ばれることもなく、小学校時代は終わりました。その頃の悔しさがあったのでしょうか?今でも音楽を続けているのは、そういった経験があったためだと思います。
海外の文化に、早くから接していたことが、今に影響していると思います。どんな国でも、すんなりと受け入れることができるのです。外国人のシスターもいたので、外国人も全く違和感がないのかもしれません。
クリニックでは、英会話の勉強を始めました。有志だけですが、教材を買ってみんなで勉強していきます。そのうち、クリニック内では、日本語禁止になるかもしれないねって笑っています。それも面白いかもしれません。
英会話だって、日常の延長線上にあれば、なんら気がまえることは無くなるからです。小さいころに、たまにオーストラリア人がうちに来ていたので、何かを伝えようとすることは、早くから身についていました。
私は、英語が苦手ですが、はたから見ると、会話しているそうです。ほとんどが、身振り手振りなんですが、オーバーリアクションにすれば、たいがいのことは伝わります。ハワイでの医療サポートの夢も意外と早く始まるかもしれません。