繁昌亭に行ってきました
近くにあるので、一度行こうと思いながらなかなかいけなかったのですが、昨日は午後が空いたので、行ってみました。昼の部の後半だけだと2500円の入場料が1500円になるようでお得でした。寄席は、見たことがなかったので、すぐに飽きるかなと思いきや、4人の演者の話は時間が過ぎるにしたがって盛り上がっていったので、最後まで飽きることなく見ることができました。
寄席に出てくる古い話は好きですね。何かに批判的な意見を話しているのでしょうが、それを面白くおかしくやるのです。江戸の昔から、役人にいいたいけど言えなかったことがよくわかります。日本は、恥の文化なので、デモなど派手な反対運動はしないものです。その代わり、寄席などで大っぴらに反対意見を述べていたのでしょうね。お役人もそれを見に来て、苦笑していたのではないでしょうか?
昨日は、それ以外にも2本映画を見ました。キャスパーという映画とペンギンが踊る映画です。どちらも、常識を覆す内容だし、あきらめないというメッセージが根底にあると思います。映画は昔から好きです。映画の裏に流れているメッセージが何か考えるのが好きなのでしょうね。音楽もそうです、言いたいことを裏に流しています。特に、黒人音楽は人種差別の中で生まれてきたもので、考えさせられるものが多いと思います。
ペンギンの映画では、集団の怖さも表現されていました。でも、その中で一人が言いだしたことでわかいペンギンたちが動き出し、その動きが次第に広まっていく姿は感動します。ひとりでも、あきらめずに主張していけば、波はきっと伝わっていくのでしょう。今日もい一日になるといいですね。