学校給食に疑問を感じました
小学校の先生は、児童と同じ給食を食べているそうです。手本にならないといけないので、残さず食べないとならないそうです。でも、育ち盛りの子供たちと大人とでは、必要な栄養素が違うのではないでしょうか?子供たちには、成長に必要なエネルギーがたくさんいりますが、大人にはバランスのいい食事が必要です。
また、ランチの時間まで、子供たちと一緒にいないとならないのも不思議です。ランチの時間は、大人同士仕事の話ができるほうがいいと思います。クリニックでも、よくスタッフとランチを取ります。食べることが目的ではなくて、いろんな話をするためです。食事を取りながらリラックスした環境じゃないと、いろんな話ができないからです。
私は私学の小学校だったため、ほとんどがお弁当でした。たまに、短大生が実習で作った給食が出るのですが、実習なので普通の給食より豪華だったと思います。でも、全く覚えていません。うちの母親は、料理があまり得意ではなかったので、いつも同じおかずだったと思います。それでも、冬にはアルミの弁当箱をストーブで温めておいてから食べるので、美味しかったと覚えています。色とりどりのおかずの入ったお弁当を持ってきてる子もいましたが、わけてくれたりしましたよ。
周りが豪華で、うちの弁当が貧素でも、なんとも思っていなかったと思います。むしろ、たまにある給食のときは、パンが出てくるし、容器が独特なものなので、えさを与えられてるという感じがして、いやだったと記憶しています。
末の妹のお弁当は、私がよく作っていました。意地悪して、ふたを開けたら日の丸弁当。ご飯を食べていけば、ハンバーグなどのおかずが出てくるなどと、異色なものを作っていました。弁当を作るときは、ふたを開けた時の顔を想像しながら作るので、とても楽しい時間でした。自分の分と二つ作っていた気がします。
高校では食堂があって、いろんなメニューがあったので、3時間目が終わったら、早弁しに行っていました。でも、1年の夏には飽きてしまって、お弁当を持っていった気がします。その後、大学に行って、医者になってという過程の中でも、お弁当にしていた時期のほうが多かったと思います。寝屋川の実家にたまに帰ると、朝、父親の手作りのお弁当が置いてあったりとか、お弁当好きの家族だったのかもしれません。
食べ物が不足していた時代に作られた学校給食はそろそろ見直したほうがいいのではないでしょうか?親が作るのではなく、子供たちがチームになって、自分たちのお弁当を作ればいいと思います。その日の朝にしなくても、前の日の夕方に誰かの家に集まって、次の日のお弁当を作る。。。冷蔵庫があるので、前の日で十分だと思います。
自分で作ったお弁当は、中身を知っているので楽しくないかというと、そうでもありません。お弁当を開ける時間が楽しみでしかたないものです。私は、一日のうちでお昼ごはんが一番好きです。お昼を食べ終わったら、一日のうちで最大のイベントが終わってしまったよと悲しんでいます。朝食や夕食は、家族と食べることが普通ですが、お昼ごはんだけは、いろんな人と食べることができます。だからこそ、一番楽しいイベントなんだと思います。
是非、お弁当を作ってみてください。