インフルエンザが再び流行りだしたようです
インフルエンザ治療の注射薬としてラピアクタが認可されています。
ノイラミニダーゼ阻害剤といって、従来のインフルエンザの治療薬と同じ作用です。
感染した細胞からインフルエンザが放出される際に必要なノイラミニダーセを阻害することで、インフルエンザの体内での増加を防ぐというものです。
1回の注射を行うだけで、タミフルを5日間飲んだのと、ほぼ同等の効果がある、と言われています。しかし、注射薬ですので、内服できる方はなるべく内服薬のほうを使ってください。胃腸障害が出て内服できない方や重症化しそうな方に使うほうがいいと思います。
ただ、院外薬局が閉まっている日曜日や祝日、年末年始などは、こういった注射薬があると助かります。高熱を出している方が、処方箋薬局を探してうろうろされるより、点滴を打ってすぐに自宅に帰っていただくほうがいいでしょう。
でも、そう考えると、国が医薬分業にしてから、インフルエンザがはやりやすくなったかもしれませんね。今まで点滴の治療薬はなくて、内服しかなかったのですから、高熱を出した人が、病院で会計を待ってから処方箋薬局に行って投薬と会計を待つようになったのですから、周りがうつされる機会が増えたともいます。
インフルエンザウイルスは感染力が強く、同じ部屋にいるだけで感染するといわれています。なので、新型がはやりだしたときは、疑いのある人は別の部屋に通して別の出口から帰ってもらうほどの気の使いようでした。ならば、自宅でインフルエンザの検査をして、陽性なら、医療機関からバイク便で薬を配達できるようにすればいいのではないでしょうか?そうすれば、流行はかなり抑えられると思います。
しかし、保険制度では、本人が医療機関を受診しないとならないとされています。自費診療にするとどうでしょうか?自費診療には、国の規制はほとんどないようです。バイク便の案も、可能かもしれません。検査は、キットで出ているので、サンプルを取るのに少し痛い思いはしますが、家族でもできる内容だと思います。
もし、これができるようになったら、インフルエンザの流行におびえて、マスクをして歩く人は減るでしょうね。日本ぐらいですよ。なんともないのにマスクして歩いているのは。。。。