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ひらいクリニック

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安易な投薬がとんでもないことを。。。

 安易に下剤を投薬する。便秘で医療機関をおとづれた方には、ごく当たり前のことです。ところが、下剤というのは、年齢によって、便秘の仕方によって、事細かい使い分けが必要な薬です。それ以前になぜ便秘になっているのかを考えてみないとならないでしょう。

 年齢とともに腸の動きは悪くなってくると思います。ところが、女性の便秘の原因の多くは腹筋が弱くなってくることです。腹圧がかけられないようになると便が出しづらくなります。それ以外に、繊維不足、朝食をしっかり取ってないこと、排便姿勢が悪いことなど、いろんな原因が考えれられます。

 安易な下剤の投薬が何を起こしたかというと、骨盤底筋群の緩みでした。立っていると肛門がはれてくるとあちこちの医療機関を回って、それでも治らないとクリニックに来られた方がいました。痔の手術もしたし、婦人科にも行ったし、大腸の検査も受けた。どこも問題ないといわれるけど、はれぼったくなって、不快だと必死に訴えられました。

 彼女の訴えの原因は、立った状態でわかりました。肛門と膣の間がはれてくる場所で、訴えにあるように肛門ではなかったのです。患者さんは、表現の方法がわからないので、こういったことはよくあります。同じ状況を作って再現してもらえばすぐわかることです。

 結局、朝食を取らない習慣から、便秘を起こし、安易な下剤の投与で、排便姿勢が狂いだし、肛門の前方にばかり圧がかかり、出産経験もあることから、骨盤底筋群が緩みだしていただけだったのです。そこまでわかるには、かなり時間がかかったことも事実ですし、それを理解してもらうにも時間がかかりました。しかし、納得できるようになった患者さんの顔には笑顔が出てきて、生活改善を頑張ってみますと意欲が出てきました。

 薬をすべてやめたほうが、症状がなくなっていい結果になることは、よく経験してきました。しかし、日本の医療は、投薬しないと経営が成り立たないようにされていますし、今やそれだけでも無理で、紹介状を書いて他院を受診してもらう、痛い検査を受けてもらう。そういったことをしないと経営が安定しないようにされています。

 一か所の医療機関で、いろんなことが解決できればそうのほうがいいわけで、それをしようとするところが経営がしんどくなるようにしたのは、国です。その結果、患者さんは病院を転々とし、不快な症状が改善されないことに対して、どんどん不安に陥れられます。

 病気の大半は、人間が作っていると思います。病気は薬が治してくれるものではなく、自己治癒力で治っていくものです。そういったことが忘れ去られて長い時間が過ぎたともいます。病名も人間が作ったもので、本来病気ではないものも病名により病気扱いされていることも多く見られます。病気だから治さないとならないと思う、患者さんたちの思いもおかしくなっていると思います。ある方は、心臓の病名が付いていて、精密検査を受けるように何度か言われましたが、別に何も困ったことがないので、受けようとも思いませんとおっしゃいました。それが正しいと思います。

 食生活の改善だけで、かなりの病気は治るはずです。ところがその食をないがしろにしてきて、サプリメントなど別のもので安易に代用しようとしてきたから、いろんな不具合が起きていると思います。伝統文化、伝統的な食事などなぜそうなってきたのかを考えれば、簡単なことだと思います。人のちっぽけな力で、進化も変えられないし、自然も制圧はできないのですから。

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