白衣が一番汚いと知っていました?
汚れが目立つように白になっているのですが、色つきの汚ればかりとは限りません。白衣が汚いものだと思っているので、医療関係者は自宅に持って帰って洗濯をしません。洗濯の業者も、白衣だと特別扱いで料金が高いのです。毎日着替えるものでもないので、何日着ているかわからない人もいます。それなら、普段着のほうが、きれいのではないか?そういったことから、クリニックでは普段着で診療を行っています。心斎橋という土地柄もあり、そのまま街に出かけて遊んで帰れるようなかっこで来てくださいとスタッフにもお願いをしています。名札をかけていますから、スタッフだということはすぐわかります。最近は、銀行でも普段着のところが多くなりましたし、役所などは、早くから普段着にしています。変わったことではないのだと思います。
私は、IT関連の仕事もしていますが、キーボードが汚いことは知っていますか?便座より汚いという表現をされることもあります。複数の人間が使う場所ではなおさらのことです。クリニックでは、キーボードも時々アルコールでふくようにしています。
見えないところで、清潔を保つことは重要です。使われている色にも意味があります。病院の手術室で多く使われている緑は、目に楽な色ですし、血液が付着しても黒くなり、赤い色が目に刺さらないからなのです。最近はディスポ製品が増え、ブルーに変わってきていますが、それにも何か意味があるのでしょう。。
昨日は、たまたま高級ホテルのフランス料理屋さんでランチを食べました。さすが高級だけあって、料理の色目のきれいなこと。。。真っ赤をアクセントに使っていました。でも、あかって中国料理では多く使われていますが、あまり食欲をそそる色ではありません。特に日本人は、キノコの色のような、茶色系の色で食欲がわくように感じます。秋の楽しみ、栗、まつたけ、炊き込みご飯など、秋の色は茶色が多いように感じます。
使われている色にも意味がある。そう思って周りを見渡していると、新しい発見があるかもしれません。