高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

子供用のトイレを見直してください

 小さい洋式トイレを用意してくれているところがあります。それは正解です。最近、見た場所は子供用の小さな便座を用意してありました。それは、いいことですが、それだけ用意するのは間違いです。子供の足が届くように小さい台を用意すべきです。洋式トイレでも、ちゃんと足を地につけて、和式トイレのように足を踏ん張らないとなりません。欧米人にはその必要がないから、そういったことは考慮されていません。海外のものを理由を考えずに取り入れたことが間違いなのです。日本で、伝統的に使われてきたものには必ず意味があります。それを考えずに変えてきた日本人がいけなかったのです。

 日本人の良さに、上手に真似るということがあります。真似をすることから、技術が発展してきました。車や電化製品などは、海外のものを真似して作ることから始まり、今は海外のものより、すごいものを作っています。でも、日本人のいけないところは、理由を考えないことです。法律でもそうですが、なぜそれができたかの理由を考えないから、現場で使われ方が間違っていたりします。

 私は、この春に車のホイールを変えました。タイヤ屋さんで、タイヤがホイールのサイズより大きいものになってると言われたからです。タイヤを変えるより、古くなってるホイールのほうを変えたほうがいいということになり、アルミホイールに変えました。その直後、車の修理に出したのですが、一つのタイヤが1mm外に出てるので、ホイールを元に戻さないと修理できないと言われました。その時は、まだ古いホイールが残っていたので、元に戻すことで修理してもらいました。

 別の機会にまた、車のランプの故障で、別の場所で修理してもらいました。ところが、そこでは、タイヤのことの指摘はありませんでした。なぜ、こういうことが起きたのか。。。。

 不正改造車をなくすための、ルールができていたのです。車から大幅にタイヤを出しているような不正改造車は、修理するなという規則ができているのです。私の車は、明らかに不正改造車ではないのですが、最初の店では、このルールを1mmでも飛び出していれば、修理してはいけないと判断していました。別の店では、ルールの意味をしっかりとらえていたので、見るからに不正改造車ではないから、1mmなどにこだわらなかったのです。

 こういったことは、医療の現場でもいっぱいあります。厚労省がいいことを言っていても、現場が間違ってとらえていることがあります。市町村でもそうです。特定検診などは、市町村に降りたとたんに、メタボ検診扱いされています。なぜ、特定検診をしようとしているのか、それを考えれば、すぐわかるはずなのにです。みなさんも、間違い探しをしてみてください。市町村レベルでも、そういった間違いを犯しているのですから、街にはたくさんあると思いますよ。

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