祝日と第3日曜を開けています
なぜそうしたのかとよく聞かれます。働いているとなかなか受診できないと思ったからです。実際開業医をしていると自分が受診できなかったからです。救急を絶対断らない姿勢で勤めている矢木脳神経外科病院、外科のサポートと新しいことを学んでいる予防会大阪病院、その残った時間で、クリニックを作ったので、近畿厚生局とかなりもめました。開業医というのは、フルで開けてはじめて地元への貢献と認められるといわれました。地元とは何か、私は大阪全域と思っていますが、近畿厚生局は、ごく周辺だけと考えています。何かと、役所というのは古い考え方が残っているわけです。これだけインターネットが普及したのですから、日本全国を地元だと思ってもおかしくないわけです。
何度も相談にいった挙句に、祝日を開けるということになりました。もともと、GWは明けてもいいと思っていたので、それなら、祝日すべて開けようということになったのです。休みは月曜だけにしました。もともと、月曜日が嫌いだったからです。医療機関の月曜日は、本当に忙しいのです。日曜とか祝日は休みだと知っていても、”休みだったから、がまんしていた”などと平気で言われます。一方で、病院などではわざと時間外に訪れる人がいます。時間内は混んでるからという理由です。
そういった過去のいろんな経験から、休んでいたと文句を言われる祝日や日曜に開けて、どこでもあいている月曜は休もうということになったのです。日曜日は、来年度から検診事業を手伝うので、今のところ第3のみにしています。
ところが、祝日を開けるというルールで、大変なことに気付きました。元旦は祝日なのです。ルールはルールなので、元旦を開けることにしました。年末は、周りも忙しいだろうから、31日まで開けます。年明け2日から休みますが、ほかの医療機関が4日には開くので、3日までの休診ということになりそうです。
そんな医療機関がないので、認知されるまでに時間がかかるだろうといわれていますが、近畿厚生局は、祝日や日曜に開けてもらうと助かりますと言ってくれています。そういう苦情が多かったそうなので。。。
認可を受けるまでは大変でしたが、日本という国は認可された後は、さほど苦労することはないので、これからはのんびりやっていけるのかなと思います。