認知症について
85歳以上の4人に1人は認知症になるといわれています。
女性は90歳を越えると1年ごとに2倍に増えていきますが、男性はさほど増えません。しかし、3人に1人は生涯に認知症あるいは脳梗塞を発症します。認知症の中にはアルツハイマー型と脳血管性とがあります。耐糖能異常(糖尿病)は脳血管性認知症になりやすいと言われています。
「歩いたり運動すればボケを予防できる」のは本当だそうです。
高血圧・糖尿病・メタボ・脳梗塞は将来アルツハイマーになりやすいといわれています。アルツハイマーは認知症の5割を占め、発症から平均5年以内で“24時間目が離せなくなる状態”になるようです。。
<アルツハイマーの初期症状>
アルツハイマーの特徴は“取り繕い”です。
言葉の出にくさから“あれ、それ、これ”が増える。記憶があいまいなので、家族の顔を見て、話させようとする。にこにこ笑いながら語彙が少なくなり、“固有名詞が思い出せない状態”が初期症状だと言われています。“この前泊まった旅館の名前”が思い出せなくても”有馬温泉”などが思い出せれば大丈夫でしょう。初期症状の発見のためには、時計を書いてもらい、“10時10分を書いてもらう”といいようです。書けるようでしたら安心です。
認知症の専門はメンタルヘルス、メンタルケア、精神科などになります。