糖尿病の検査を受けてみませんか?
正月が過ぎ、寒いこの時期は運動量も減るので、糖尿病の方は悪化しますし、異常のなかった方も糖尿病になりかける方が多いように思います。2月、3月は寒いため病院から足が遠のきますし、人間ドックの受診率も下がります。また、市町村検診も3月、4月は行わないところが多いようです。この時期、子供さんの進学や就職などで忙しい方が多いためだと思います。でも、糖尿病は早く見つけて、ちゃんと生活習慣を改善すれば治せるものだと思います。完全に糖尿病になってしまってからでは治すことは出来ず、悪化させないような治療になります。治療をせずに放置すれば、気がつけば目が見えなくなったり、足が腐敗してきたり、腎臓が働かなくなって透析をしなくてはなりません。症状が無いからと定期的な検査も受けずに放置するのが一番体に悪いことだと思います。”サプリメントを飲んでるから大丈夫”などと言うことは絶対ありません。そのサプリメントも血糖を上げているかもしれないのですから。
この時期、日本ではこたつに入ってみかんをたくさん食べます。とてもほのぼのとした風景なのですが、最近の果物は昔に比べて糖分が多いのです。昔のようなすっぱいみかんなら、いくつか食べてもいいのでしょうが、最近の口当たりのいいみかんは和菓子と同じだと思ってください。適量は、一日に手のひらに乗るぶんだけといいます。みかんなら、小ぶりのものがひとつでしょう。