低血圧
低血圧とは最高血圧が100mmHg以下のことを言います。
多くは本態性低血圧と言って体質だと言われています。症状がなければ特に治療の必要はありません。倦怠感、気力が出ない、疲れやすいなどの症状がある場合はまず何らかの病気が原因で起こってないか調べる必要があります。貧血や甲状腺機能低下、肝炎などで症状が出ている場合は先にそれらの治療を受けてください。
病気によるものでない場合、まず早寝早起きを心がけましょう。寝室のカーテンは少し開けておいて、朝日が入るようにしてください。低血圧の方は朝の血圧上昇がうまくいかないので朝風呂やシャワーを浴びることも効果的です。また、塩分不足でも血圧が下がりますので汗をかいたあとなどは塩分補給もしてください。また、春から夏にかけては血圧が下がりやすいので、気をつけましょう。
低血圧はそれ自体病気ではありませんし、病気になりやすいわけではないです。一説によると低血圧の人のほうが長生きするとも言われています。低い血圧に神経質にならないようにしましょう。
注意::”低血圧だから高血圧にならない”と思っておられる方がありますが、低血圧の方でも年を取ると高血圧になることがあります。必要以上の塩分の取りすぎは注意してください。