高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

高血圧の方へ。汗をかいたら塩分補給を!

 高血圧の方は日頃から塩分制限をされていますよね。でも、夏場、汗をかいたら少量の塩分を補給してください。汗とともに体の塩分が失われますので、麦茶ばかり飲んでいると低ナトリウム血症という状態になり、倦怠感や吐き気、筋肉の痙攣などをおこします。熱中症にもかかりやすくなります。補給する塩分量は0.1-0.2%の食塩水といわれています。簡単にはスポーツ系の飲料(ポカリスエットやアクエリアスなど)が良いでしょう。夜も寝汗をかきますので、寝る少し前と朝起きてからもスポーツ系の飲料で水分補給をしてください。のどが渇いたと感じなくてもなるべく飲むほうが良いです。特に高齢になるとのどの渇きがわかりづらいようです。腎臓に問題がなければ余分な水分は尿として出て行きます。たくさんおしっこが出るくらい水分を補給してください。
 
 熱帯夜に空調をつけずに我慢して寝ていると脱水や熱中症を起こします。昔は寝ている間の空調はよくないといわれていましたが、少しの間でも空調をつけているほうが体のためには良いです。ただし、空調の風が直接当たるとよくないので、風は壁のほうに向けて眠りましょう。

 また、夏場はよく汗をかいたりして、冬場より血圧は下がりやすいです。血圧が下がっていれば薬の量を夏場は減らすことが出来ます。家庭での血圧を計って、常に低くなってるようでしたら主治医に薬の減量を申し出ましょう。その際、血圧のグラフを持参されると良いと思います。

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