高血糖と低血糖のひらいクリニック

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ひらいクリニック

   外科OGTT脂質異常症甲状腺消化器総合診療科

点滴の中身はなんでしょう?

先日、“きのう、救急病院で点滴をしてもらった”とおっしゃる方がいらっしゃいました。
”何の点滴を受けたのですか?”とお聞きすると“知らない”。。。。

最近は内服薬では薬剤情報提供書というお薬の説明書をお渡しするようになりましたが、たしかに点滴や注射はそういう書類がありませんね。わたしも口頭では“吐き気を止める点滴です”などと説明をしていましたが、体調の悪いときには忘れてしまうかもしれません。そこで、点滴の中に薬を入れた際、商品名・薬剤名・効能を書いた紙をお渡しするようにしました。

では、点滴とは何でしょうか?
大きく2種類の使い方があります。
1つ目は点滴の基本は生理食塩水かブドウ糖液で何も中身を追加せずに投与する場合脱水と電解質の補正が主な役割です。大昔、静脈へ針をさす技術がなかった頃は大量皮下注射といって、皮下に注射していたそうです。動物病院では今でもされていますよね。犬とか猫に点滴をした後、おなかや背中が“たぷたぷ”になってるのを見たことありませんか?
2つ目はいろんな薬を混ぜて点滴する場合
混ぜるお薬は抗生物質や胃腸の痙攣を抑える薬、吐き気止め、喘息のときの気管支拡張剤などです。濃度を薄めてゆっくりからだに入れることで副作用を少なくしています。嘔吐や下痢のときは脱水の治療と胃腸の痙攣を押させるため両方の効果を期待します

点滴には栄養があるのでしょうか?
よく栄養を点滴していると思われている方がありますが、腕などの静脈からする点滴ではを一時間かけて点滴してもたったの100カロリーです。お饅頭一個のほうがよっぽどカロリーがあります。

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