肛門科の診療は終了することになりました
手術を希望される方のみの受け入れに変わります。もともと大腸肛門は専門ではありません。女医に見てほしいというニーズが強かったのでやっていました。
総合内科の一環として肛門疾患を見ていたので、生活習慣病だと説明してきました。食の偏りを調べて、病気にならないうちに予防をすることを教えてきました。
ところが再診で受診しなかった方が意外とたくさんいたのです。開院以来、肛門疾患で受診された2360人のうち初診1回のみで結果を聞きに来なかった方が342名、実に14.5%の方が再診しなかったのです。
この数にはびっくりしました。
松屋町に肛門疾患を扱うクリニックができ、女医が診療にあたっているようなので、あえて私がする必要はなくなったと判断しました。
もともと専門は救急で1次救急から3次救急までやってきました。命にかかわることが専門だと思います。外科出身の救命医なので手術希望者には対応していくつもりです。
排便習慣の間違いや、食生活の間違いをしっかり勉強してきた人には手術希望があれば行います。その場合も、初診で手術、術後は1回来ていただいたらいいようにしようと思います。
なので、初診の方はできるだけ診療時間の早い時間帯に来てください。特に、お尻のできものなどで悩んでいる方には積極的に対応していきたいと思います。